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今日のフレーズ:create a stir [Today's phrase]

create a stir

評判になる、話題を呼ぶ、騒ぎを起こす

今日のニュース記事はこちら↓
Meet ‘Takimika,’ the fitness instructor going strong at 90
http://www.asahi.com/ajw/articles/14377160

最近、テレビCMなどでもよくお見掛けする、話題の最高齢インストラクター瀧島未香さんのお話。

本当に、素晴らしい・すごい・尊敬する、としか言いようがありません。何事も何歳から始めても遅くない、ということを体現してくださっていて、私の励みにもなります。

この年から英語をマスターなんて本当にできるのだろうか・・・と不安になることもありますが、信じて続ければきっと実現できるはず。頑張ります。

さて、本題。

今日のフレーズが出てきた一文です。
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Takishima created a stir online after she posted her videos for at-home exercise routines when much of the public was staying indoors due to the novel coronavirus pandemic.
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動画を投稿後、ネット上で話題になった/評判になった


stir には、かき混ぜる、という意味があります。

液体の中に、何かを混ぜて溶かすために、スプーンでぐるぐる回す動作を表すのにstirを使います。

また、料理の炒め物のことを、stir-fryと言います。食べやすい大きさに切った野菜や肉をフライパンの中でぐるぐるかき混ぜながら焼く料理なのでstir-fry。

この意味でのstirは学生時代から良く知っていたのですが、その他の意味があることを今回初めて知りました。

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自動詞として、
 〔人に〕行動を起こさせる、〔人を〕扇動する
 〔人を〕興奮[感激]させる
他動詞として、
 興奮する、感激する
〈話〉〔騒ぎなどが〕起きる、発生する
名詞として、
〔精神的な〕動揺、興奮
-----

今回のstirはこちらの意味で使われています。

中華炒めを作っているシーンを想像してみると、中華鍋の中で肉や野菜、色々な食材がかき混ぜられてぐるぐる回っています。そこから人の精神的状態をイメージしてみると、静かな状態ではなくざわざわしてますね。興奮・感激・動揺など大きく心が動いている(いろんな感情がぐるぐる渦巻いてる)イメージです。




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今日のフレーズ:roll out [Today's phrase]

roll out

〔製品などを市場に〕本格展開する

という意味です。

今回、この表現が出てきたのは、こちらのニュース記事↓

Thailand: Phuket welcomes first international tourists
https://www.bbc.com/news/world-asia-57677084

タイのプーケットで"Phuket Sandbox" scheme(プーケット砂場計画)という政策の中、海外からの観光客を隔離なしで受け入れはじめた、という話です。

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If successful, the country will roll out the scheme to other islands, with borders scheduled to open more fully in October.
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プーケットでこの方法が成功したら、国は10月に境界をより開放するのに合わせて他の島々でも本格的に導入する予定だ。
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観光業はコロナで大きな被害を受けています。この方法が成功することを祈ります。

さて、この roll out、本格展開する、という意味の他に、

新製品を発売する、新しいサービスを展開する、新システムを導入する

という意味でも良く使われるようです。

もっと基本的な意味としては、〔めん棒で生地を〕延ばす、〔巻いている物を〕広げる、伸ばすという意味もあります。

これらから総合的に判断して、この表現の本質的な意味は、

小さく初めて大きく育てる

かなと理解しました。

最終的には大々的に実施したい物事だとしても、一気にやるのは難しいしリスクもある場合、最初は小規模で試してみて、うまくいったら徐々に拡大していく。

例えば最近、新型コロナウイルス関連のニュースで、

vaccine rollout

という表現をよく見かけます。

ワクチン接種開始

最初は数人から始まるワクチン接種も、徐々に何千人、何万人と拡大していきます。そんなイメージからrolloutという表現が使われているのかな。


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今日のフレーズ:unaccounted for [Today's phrase]

unaccounted for

行方不明で

アメリカのフロリダ州でマンションが崩壊した事故のニュースに出てきた表現。現在進行形なので、ニュースの情報が刻一刻と変わっていきますが、その中で何度も出てくる表現です。

CNNで見つけた例

・Emergency officials are also asking people to call 305-614-1819 if they have relatives who are unaccounted for.

・Miami-Dade County Mayor Daniella Levine Cava said the rescue efforts in Surfside will continue through the evening as 159 remain unaccounted for following the condo collapse.

・Miami-Dade Mayor Daniella Levine Cava said the numbers of those unaccounted for remains the same: 159 people are unaccounted for and four have been confirmed dead.

・Parents say son is among the unaccounted for in building collapse

・Levine Cava said the death toll remains at four and 159 people are still unaccounted for.

・When asked what message he has for families still waiting to learn about their loved ones who are unaccounted for, he said, "have hope."


また、BBCでは次のような表現を見つけました。

・At least 102 people have now been accounted for, but it is uncertain how many were in the building when it came down. Dozens of people have been evacuated from what is left of the structure.

unaccounted for が行方不明の意味なので、accounted forは、その反対の意味:(事故事件の後で)〈人物などの〉所在[消息]が確認されるになるようです。

account for は、~の割合を占める、~から成るという意味は知っていましたが、〔人の〕消息を知っている、〔人の〕行動を把握しているという意味があることを今回初めて知りました。


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今日のフレーズ:put the kibosh on [Today's phrase]

put the kibosh on

~を終わらせる、~を阻止する、~をだめにする、~を妨げる


ロングマン現代英英辞典
to stop a plan, idea etc from developing

Merriam-Webster
to stop or end (something) : to prevent (something) from happening or continuing


kiboshという単語単体の意味としては、

名詞:〈話〉たわ言、ばかげた[くだらない]話[こと]、ナンセンス
    〈話〉終わらせるもの、抑えるもの
動詞:〈古〉〔計画などを〕阻止する、終わらせる

という意味があるようです。(英辞郎より引用)

このフレーズが出てきたのは、こちらのニュース↓

Koike puts kibosh on public viewing events during Olympics
http://www.asahi.com/ajw/articles/14376644

小池都知事が、オリンピック開催期間中のパブリックビューイングを取りやめたというニュース。

言葉にすると、「取りやめた」「中止した」「終わらせた」という表現になりますが、この記事を書いたライターは、「ばかげたことをやっと止めた」というニュアンスをにおわせたかったのかなと推察します。


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今日のフレーズ:leave no stone unturned [Today's phrase]

leave no stone unturned


直訳すれば、「ひっくり返されていない石はひとつも残っていない」ですね。

一番直接的な意味は、

石を一つ残らずひっくり返して調べる

です。

そこから、

くまなく探す、隅々まで調べる、あらゆる手を尽くす、あらゆる手段を講じる、あらゆる可能性を調査する

といった意味になります。

このフレーズが出てきた記事がこちら↓

Michelin Guide puts Fukui Prefecture on the map
http://www.asahi.com/ajw/articles/14360505

ミシュランガイド北陸版に新たに福井県の名店が追加された、というニュース。

日本語版の記事も見つけたので合わせて掲載しておきます。

福井の名店にミシュランの星 北陸版が発売 福井
https://www.asahi.com/articles/ASP5P6V3NP5PPISC004.html?iref=pc_ss_date_article

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FUKUI--The Michelin guide, the bible of fine dining, is leaving no stone unturned in its quest to cover eateries worthy of star status across Japan.
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記事冒頭の、ミシュランガイドについて説明のところでこの表現が出てきました。

fine dining 高級料理店
eatery 飲食店、レストラン


restaurant以外に、飲食店を表す単語が短い文章の中にいくつも出てきます。これも勉強になりますね。

英語の文章では、同じモノでも表現を変えて表記する傾向があるので、洗練された文章を書くには類義語の知識を増やすのが重要ですね。

TOEICの長文問題でも、問題文の中に出てきた単語が設問の回答選択肢では別の表現に言い換えられていて、それを答えさせる問題が良く出ますよね。

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福井--一流レストランのバイブルであるミシュランガイドは、星を獲得するに値する飲食店を日本中くまなく探している
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福井は仕事でしか行ったことがないですが、回転寿司でもびっくりするぐらい美味しいし、仕事で疲れて帰宅したホテルで食べたのどぐろの美味しさは今でも忘れられません。自由に旅行できる世界が戻ってきたら、観光でぜひ訪れてみたい土地です。


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今日のフレーズ:in a pickle [Today's phrase]

in a pickle

困っている、苦境にある

pickleというのは、日本語でも「ピクルス」としておなじみの漬物や、漬物を作るための漬け汁のことを指しています。ここでは後者ですね。

文字通りに直訳すれば、漬け物液の中にいる です。それがどうして「困った状況にある」「苦境に陥った」という意味になるのかといえば、みなさん、漬物にされる野菜の気持ちになってみましょうw

狭い瓶の中に酸っぱい液体と一緒に他の仲間(野菜)と一緒にぎゅうぎゅうに詰め込まれる。その状況、野菜の立場からすると、苦しいですよね?辛いですよね?そういう状況を指しているそうです。

日本人の感覚からすると、いまいちピンときませんが、ヨーロッパでは古くから使われている表現のようなので、ヨーロッパ人の感覚からすると「野菜の気持ち分かる~!!」ということなのかもしれません。

この表現が使われていたのは、CNNのこちらの記事↓

Caught in a 'pickle,' millions of Americans might not have had an adequate response to the Covid-19 vaccine
https://edition.cnn.com/2021/06/04/health/covid-19-vaccine-immunosuppressants/index.html

持病の治療のために、免疫機能を抑える薬を飲んでいる人は、コロナウィルスのワクチンを接種しても抗体ができない可能性が高い、そしてそういうアメリカ人は何百万人もいる、という話です。

この記事ではCaught in a pickle という表現で使われていますが、

I’m in a pickle.

という形で口語でも使われるようです。ただ、ちょっと古臭い表現みたいですね。


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今日のフレーズ:du jour [Today's phrase]

du jour

英語の勉強をしているのですが、これはフランス語です。先日「今日のワード」で取り上げたfiascoはイタリア語でした。日本語でも外来語(カタカナ語)が多用されているように、英語でも外来語が出てきます。

本日の

という意味で、日本でもフレンチレストランなどのメニューで見かけるかもしれません。

soup du jour / soup of the day / 本日のスープ

もうひとつ、

最新の、今はやりの、今最も重要な

という意味もあり、今回私が読んだ記事では、こちらの意味で使われていました。

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you might think you've got a handle on the conference call software du jour.
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最新のオンライン会議用ソフトをちゃんと使いこなせているだろうかと思うかもしれない。


ニュース英語の固い文章を読めるようになるのも大事ですが、色んなタイプの文章に慣れた方が良いと思い読んでみたのが、こちらのIT系情報サイトCNETの記事です。

Zoom could be letting your boss spy on you. All the privacy risks to watch out for
https://www.cnet.com/how-to/zoom-could-be-letting-your-boss-spy-on-you-all-the-privacy-risks-to-watch-out-for/

なるべく幅広い分野でいろんなタイプの文章に触れることができるよう模索中です。


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今日のフレーズ:final nail in the coffin [Today's phrase]

final nail in the coffin

どどめを刺すもの、最後の一撃

nailという単語は、最初「爪」をイメージしてしまったのですが、正解は「くぎ」でした。

直訳すると、

棺桶に打ち付ける最後のくぎ

ですね。

すでに棺桶に入っている状態、つまり、死にかけている(というか死んでいる)ところにくぎを打って、完全に死を認める、死んだことにする(ゾンビとして棺桶から出てこないようにする)、というイメージ。

意味の理解のポイントとしては、元気なモノ・勢いのあるモノ・成功しているモノを突然弱らせる・失速させる・失敗させる、ということではなく、元々弱っているモノ・失速しているモノ・失敗しつつあるモノの息の根を完全に止める、終わらせるというイメージなところですね。元気に動き回っている人間をとっ捕まえて棺桶にぶち込んで釘を打ち込んでいるわけではないということです。

nail in the coffin だけでも同様の意味があるので、そこに final を付けることで、より強調した「ほんとにこれで最後の最後」というニュアンスになっているようです。

また、another nail in the coffin という表現もあり、こちらは「破局へのさらなる一歩」「ますます(失敗に向けて)追い打ちをかける」といったニュアンスです。

さて、この表現の使われていたニュース記事は、こちらです↓

Microsoft is finally getting rid of its most-hated product
https://edition.cnn.com/2021/05/20/tech/microsoft-internet-explorer-end-of-life/index.html

マイクロソフトが遂にIEを葬り去ることを決めた、というニュース。

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Microsoft announced this week that it will end support for Internet Explorer 11 on June 15, 2022. That final nail in the coffin came after years of flirting with IE's demise.
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私の前職場では、技術者達がこれを待ち望んでいました。世界中の多くの技術者たちが「やっとか。。。」と思っていることをこの文章が表しているのがよく分かります。

長年使い続けてきたモノ・継続してきたコトは、時代の変化により使い続けることでリスクが高まる、継続することに意味がなくなることは良くあります。客観的に見れば「今すぐやめるべき」と思えることも、当事者になるとなかなかその決断ができない。今、まさに起きていることですね。


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今日のフレーズ:chock-full of [Today's phrase]

chock-full of

ぎっしり詰まった~、たっぷり入った~

今日のフレーズ&今日のワードは、ニュース記事を読んで分からなかった言葉をピックアップしているので、普段は固い表現や難しい専門用語が多いのですが、これは口語的なちょっとくだけた表現ですね。

Benefits of avocados: 5 ways they are good for your health
https://edition.cnn.com/2021/05/31/health/avocado-benefits-wellness/index.html

CNNのtake a brakeというカテゴリで見つけたアボカドに関する記事の中に出てきたので、気軽に読めるよう、文章も少しくだけた感じになっているようです。

とはいえ、内容的には私にとっては知らない単語ばかり。気楽に流し読みできるレベルの文章ではありません。。。こういうのをさっと気分転換に読めるぐらいの語彙力を身に着けたいものです。

使われていたのは以下の文章の中。

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They are chock-full of nutrients and can be a beneficial addition to a balanced diet.
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Theyは前の文章からの流れでアボカドことを指しています。nutrientsは栄養素。

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アボカドには栄養がたっぷり詰まっていて、(料理の材料に)加えることでバランスの良い食事になります。
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後半をどう訳すか難しいところですが、こんなイメージです。

日本語のダイエットは、「(食事制限や運動などで)体重を落とす」意味で使われます。英語のdietはそういう意味もありますが、食べ物・食事・食生活・食習慣という意味で使われる方が多いです。

日本語のイメージに固執しすぎると本来の意味が取れなくなるので、カタカナ語要注意です。

この記事の中には、他にも私がこれから受けようとしている技術英検に出てきそうな単語が沢山でてきます。

例えば、

omega-3 fatty acids, low-density lipoprotein cholesterol, high-density lipoprotein, stroke, potassium, nerve function, sodium, urine, monounsaturated fats, fat molecules, unsaturated carbon bond, etc.

気楽な読み物なのに専門用語だらけ!

と思うけど、日本語で「健康に良いアボカドの5つの栄養素」なんて記事があったら、さらさら~って流し読みしてますもんね。

専門用語ひとつひとつの深い意味は知らなくても何となく聞いたことある、見たことあるレベルで文章全体としては読んで理解できています。

英語の文章もそんな風に読めるようになるように、「こんな単語、日常生活で一体いつ使うの?覚える必要ある?」と思えるような単語でも、出会ったらその都度できる限り覚える努力をしようと決めました。

先月から、ラインでひとりグループを作り、分からない単語に出会ったら都度そこにメモるようにしています。で、暇な時に見返す。何度も何度も見ていれば多少記憶に残りますし、読み返すときに、「あ~、この単語はあの時(TOEICの問題集解いてた時、海外ドラマを見てた時など)に出てきた単語だな」と、メモった時の状況も合わせて思い出すと忘れにくくなる気がしています。



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今日のフレーズ:wake up call [Today's phrase]

wake up call

ウェイクアップコールといえば、ホテルなどで目覚まし時計の代わりにホテルのフロントなどに指定の時間に電話で起こしてもらうようにお願いすること。日本語ではモーニングコールと言いますね。

この意味は昔から知っていたのですが、この表現にはもうひとつ比喩的な別の意味があることを今回学びました。

”A tragedy high on a mountain was a wake-up call for China's booming marathon industry”
https://edition.cnn.com/2021/05/28/china/ultramarathon-safety-intl-hnk-dst/index.html

中国で起きたウルトラマラソン開催中の天候急変で多くの選手が命を落とした事件に関する記事のタイトルです。

この場合のwake-up callは、警鐘、注意喚起 という意味のようです。

目覚めさせる=何か重要なことに気付かせる、というイメージで覚えられそうです。

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