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今日のフレーズ:claim the crown [Today's phrase]

claim the crown

〔スポーツなどで〕タイトルを獲得する

claimの基本的な意味、「主張する」「要求する」からはだいぶかけ離れた意味だなぁと最初は思ったのですが、〔戦いに勝った当然の権利として、〕王冠(王座)を要求する、主張する ということですね。ちょっとひねって考えると理解できます。

この表現が出てきたのは、サッカー欧州選手権(the Euro 2020)の決勝戦のニュース記事。(https://www.bbc.com/sport/football/51198762

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England's bid to end their 55-year wait for a major trophy ended in the familiar agony of defeat in a penalty shootout as Italy claimed the Euro 2020 crown at Wembley.
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claim the crown ではなく、claim the Euro 2020 crown となっています。このようにその試合の名称などを付けて、

イタリアがサッカー欧州選手権のタイトルを獲得した

と表現できるようです。




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今日のワード:apex predator [Today's word]

apex predator

頂点捕食者、最上位捕食者

食物連鎖の最上位の生き物を意味する言葉のようです。

apex は、頂点、先端、頂上の意味。
predator は、捕食者、捕食[肉食]動物の意味。

この単語が出てきたのは、こちらの記事↓

Sharks evolved over millions of years as an apex predator, yet are no match for humans
https://edition.cnn.com/2021/07/11/us/5-shark-week-facts-scn/index.html

動物の記事を読むのは楽しいです♪ 技術英検の勉強にもなるので、見つけると積極的に読むようにしています。

鮫は、映画「ジョーズ」の影響で人間の敵で怖いイメージ生き物だというイメージが植え付けられてしまっていますが、実際はそうではないのですよね。

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今日のワード:embankment [Today's word]

embankment

盛り土

熱海で土砂崩れが起きてから、頻繁に報道で聞くようになった「盛り土」という単語。この機会に英語で何というのか覚えてしまいましょう。単語帳で暗記しようと思ってもすぐに忘れてしまいそうですが、日常生活の中で見たり聞いたりした事と関連付けて覚えれば、より印象深く忘れにくくなると思います。

Foundation flaw in development eyed as factor in Atami landslide
http://www.asahi.com/ajw/articles/14388537

このニュースの中に、embankmentという単語は何度も出てきました。

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“Unless a measure is taken to release water from the landfill it could lead to a landslide should the embankment collapse after becoming filled with water.”
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He added that not only did the collapsed embankment make the scale of the landslide larger by adding soil and dirt along the way, it is possible that its collapse was the landslide's main cause.
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Heavy rain triggered by a typhoon in October 2014 led to the collapse of an unauthorized embankment in Yokohama’s Midori Ward.
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In October 2017, a typhoon led to the collapse of an embankment in Kishiwada, Osaka Prefecture, that dammed a river and killed one woman trapped in a submerged car.
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「盛り土の崩壊」を表す表現が、微妙に形を変えて何度もでてきています。

the embankment collapse

the collapsed embankment

the collapse of an embankment


同じ事柄でも何パターンか覚えておくと、表現の幅が広がりますね。1つのニュースの中の同じ事柄を指す表現を集めて覚えるのもライティングスキル向上につながるかと思います。


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今日のフレーズ:come to life [Today's phrase]

come to life

新宿駅前に現れた巨大な3Dネコ。みなさん、ご覧になったでしょうか?
新宿には滅多に行かないので、実物を見たわけではないのですが、ちょうど夕方のニュース番組で紹介されているのを観た後にネットで英語ニュースをチェックしていたら、さっそくCNNで取り上げられていました。

A giant 3D cat has taken over one of Tokyo's biggest billboards
https://edition.cnn.com/style/article/3d-cat-billboard-tokyo/index.html

暗い気持ちになる記事が多い中で、こういう読んでいて楽しい記事に出会えたのは嬉しいです。

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the hyper-realistic feline comes to life on a 1,664-square-foot curved LED screen in the Shinjuku district.
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come to life の意味;

英辞郎では、
 1.生命を宿す
 2.活動的になる、活気づく
 3.意識を取り戻す、われに返る
 4.〔計画・夢などが〕現実となる


Weblio英和辞書では、
 1.生き返る, 意識を回復する
 2. 活気づく, 活気を呈する
 3. 真に迫る


と説明されていました。この中では、「生命を宿す」「真に迫る」が文意に近いかな。他にもっと良い訳がないかネットを検索してみたら、HiNativeで質問している人がいて、その回答が今回の文章の訳に一番ぴったりだと思いました。

まるで生きているようだ

ちなみに、felineという単語も今回初めて出会いましたが、猫科の動物、猫の様な動物、という意味です。本物のネコではなく3D映像なので、こういう表現を使っているのかなと思いました。

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まるで本物みたいな猫が、新宿エリアの1,664平方フィートのカーブしたLEDスクリーン上に現れた。
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とか

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新宿エリアの1,664平方フィートのカーブしたLEDスクリーンの中で、まるで生きているかのように猫が動いている。
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といった意味になるかと思います。


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技術英検1級合格しました! [技術英検]

6月に受験した技術英検1級。

本日、Web上で合否結果が発表されました。
なんと、合格してました~!!嬉しい。

passed1.png

受ける前は、「たぶん受からないだろうな」と思っていました。

受けた直後の感想は、「受かるか受からないか、ギリギリかな」と思っていました。

今日のお昼過ぎ、ドキドキしながら結果を見てみると143点で合格していました。

sore.png

合格基準は合計で60%以上の正解。つまり、200点満点中120点以上で合格。そんなに厳しい基準ではないのですが、私の手応えとして6割とれたかとれないかギリギリではないかと思っていました。

結果は143点。7割ちょい取れてました。自分で思っていたより点数が取れていたのも嬉しかったです。

内訳を見てみましょう。
こうやって詳細を開示していただけるのはとてもありがたいです。自分がどこを間違えたのか、弱点が分かり、今後の勉強に役立てることができます。

answers.png

カテゴリⅠ(英単語英文解説):16点/20点(80%)
カテゴリⅡ(英文空所補充1):30点/30点(100%)
カテゴリⅢ(短文リライト) :18点/30点(60%)
カテゴリⅣ(英文空所補充2):20点/20点(100%)
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カテゴリⅤ(英文和訳)   :23点/30点(76.6%)
カテゴリⅥ(和文英訳)   :36点/70点(51.4%)

カテゴリⅠ~Ⅳまでがマークシート形式、カテゴリⅤ~Ⅵが記述式でした。

和文英訳が6割に達していないのですが、空所補充1と2で満点が取れていたので総合的には7割以上取れて合格できました。

とりあえず合格できたのは嬉しい。けど、和文英訳が自分の弱点であることは明確になりました。

次はいよいよプロフェッショナルレベルに挑戦します。しかし、今の私の和文英訳能力では到底太刀打ちできません。

技術系の語彙を増やすとともに、和文英訳・英文ライティングのスキルを磨いていかなければいけません。

どんどん勉強が楽しくなってきました。目標を来年の6月準プロフェッショナル合格に据えて、1年計画で頑張ります。

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今日のフレーズ:claim a (one's) life [Today's phrase]

claim a life

この表現が出てきたのは、こちらの痛ましいニュース記事。

Atami landslide claims 3rd life; Suga vows full rescue effort
https://www.asahi.com/ajw/articles/14387786

大雨による熱海の土砂崩れによる被害。ネットでもTVでも映像が流れ、私も衝撃を受けた一人です。自然災害は年々酷くなってきている気がします。

さて、この記事タイトル。最初見た時、私にはよく意味がわかりませんでした。私の知っている claim という単語の意味は、主張する、断言する、要求する、など。

「第3の命を断言する、要求する」

では意味が通りません。一瞬、「生命を主張する=生存が確認できた(3人目の行方不明者が見つかった)」という意味なのか?と思ってしまいました。

しかし、辞書を引いてみたら、まったく反対の意味であることが分かりました。

英辞辞郎では、

〔命を〕奪う

という意味がclaimの4つ目の意味として掲載されていました。

英英辞典で調べてみると、以下の様な説明が記載されています。

Cambridge Dictionary
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claim sb's life
If a violent event, fighting, or a disease claims someone's life, it kills that person:
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Merriam-Webster
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claim someone's life
To cause someone's death
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(災害、事件、事故、病気などが)人の命を奪う

という意味だと学びました。

ひとつの単語でも複数の意味があるので、英語上級者を目指すためには、既に知っていると思っている単語にも別の意味があるかもしれない、と意識して学んでいくことが大事だと改めて思いました。


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今日のフレーズ:ace in the hole [Today's phrase]

ace in the hole

最後の切り札、奥の手

この表現が出てきたのは、こちらのニュース記事↓

Municipalities forced to suspend vaccinations due to dire shortage
http://www.asahi.com/ajw/articles/14386679

地方自治体が、ワクチンの供給不足により接種を休止せざるを得ない状況になっている、というニュース。

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Already far behind many other countries, Japan's plans for a national rollout of COVID-19 vaccines--Prime Minister Yoshihide Suga's ace in the hole for pulling off the Tokyo Olympics this month--appear to be fast degenerating into yet another ill-conceived policy effort.
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この一文、私にとってはすごく難しかったです。取り上げた表現以外にも分からない単語やフレーズが盛りだくさん。

pull off 〔困難な状況の中で~を〕うまくやり通す、成功させる
fast 顕著に、どんどん
degenerate into 悪化して~になる
yet another さらにもう一つの、なお一層の
ill-conceived 〔計画・企画などが〕しっかり練られていない、構想の悪い、準備不十分の
(※すべて英辞郎より引用)

ひとつひとつ辞書を引きながら、何とか理解しました。うまく日本語に訳せないけど・・・
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既に多くの国々からかなり遅れを取っていた、日本の新型コロナワクチンの接種計画---これは菅首相のオリンピック成功に向けての最後の切り札であった---が、はやくも準備不足でうまくいかない政策のひとつになりつつある。
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この’ace in the hole’という表現、直訳的に考えると「穴の中のエース」??とよく分からないのですが、語源はカードゲーム(スタッド・ポーカー)から来ているとのこと。このゲームのルールを知らないと良く理解できない表現です。

詳しい説明は省きます(興味のある方は、スタッド・ポーカーのルールを検索してみてください。)が、ゲーム上、裏返しで配られたカードを hole card と呼び、表向きのカードを upcard と呼ぶそうです。

つまり、伏せられているカードの中のエース(一番強い札)という意味。そこから連想すれば、最後の切り札、奥の手、という意味になるのは理解できますね。

この表現、英語にあまり詳しくない人でも、カードゲームに詳しい人ならすぐに意味が想像できるのではないでしょうか。普段から色々なことに興味を持って知識を吸収しておくことが大切だとあらためて感じました。


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今日のフレーズ:create a stir [Today's phrase]

create a stir

評判になる、話題を呼ぶ、騒ぎを起こす

今日のニュース記事はこちら↓
Meet ‘Takimika,’ the fitness instructor going strong at 90
http://www.asahi.com/ajw/articles/14377160

最近、テレビCMなどでもよくお見掛けする、話題の最高齢インストラクター瀧島未香さんのお話。

本当に、素晴らしい・すごい・尊敬する、としか言いようがありません。何事も何歳から始めても遅くない、ということを体現してくださっていて、私の励みにもなります。

この年から英語をマスターなんて本当にできるのだろうか・・・と不安になることもありますが、信じて続ければきっと実現できるはず。頑張ります。

さて、本題。

今日のフレーズが出てきた一文です。
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Takishima created a stir online after she posted her videos for at-home exercise routines when much of the public was staying indoors due to the novel coronavirus pandemic.
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動画を投稿後、ネット上で話題になった/評判になった


stir には、かき混ぜる、という意味があります。

液体の中に、何かを混ぜて溶かすために、スプーンでぐるぐる回す動作を表すのにstirを使います。

また、料理の炒め物のことを、stir-fryと言います。食べやすい大きさに切った野菜や肉をフライパンの中でぐるぐるかき混ぜながら焼く料理なのでstir-fry。

この意味でのstirは学生時代から良く知っていたのですが、その他の意味があることを今回初めて知りました。

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自動詞として、
 〔人に〕行動を起こさせる、〔人を〕扇動する
 〔人を〕興奮[感激]させる
他動詞として、
 興奮する、感激する
〈話〉〔騒ぎなどが〕起きる、発生する
名詞として、
〔精神的な〕動揺、興奮
-----

今回のstirはこちらの意味で使われています。

中華炒めを作っているシーンを想像してみると、中華鍋の中で肉や野菜、色々な食材がかき混ぜられてぐるぐる回っています。そこから人の精神的状態をイメージしてみると、静かな状態ではなくざわざわしてますね。興奮・感激・動揺など大きく心が動いている(いろんな感情がぐるぐる渦巻いてる)イメージです。




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今日のフレーズ:roll out [Today's phrase]

roll out

〔製品などを市場に〕本格展開する

という意味です。

今回、この表現が出てきたのは、こちらのニュース記事↓

Thailand: Phuket welcomes first international tourists
https://www.bbc.com/news/world-asia-57677084

タイのプーケットで"Phuket Sandbox" scheme(プーケット砂場計画)という政策の中、海外からの観光客を隔離なしで受け入れはじめた、という話です。

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If successful, the country will roll out the scheme to other islands, with borders scheduled to open more fully in October.
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プーケットでこの方法が成功したら、国は10月に境界をより開放するのに合わせて他の島々でも本格的に導入する予定だ。
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観光業はコロナで大きな被害を受けています。この方法が成功することを祈ります。

さて、この roll out、本格展開する、という意味の他に、

新製品を発売する、新しいサービスを展開する、新システムを導入する

という意味でも良く使われるようです。

もっと基本的な意味としては、〔めん棒で生地を〕延ばす、〔巻いている物を〕広げる、伸ばすという意味もあります。

これらから総合的に判断して、この表現の本質的な意味は、

小さく初めて大きく育てる

かなと理解しました。

最終的には大々的に実施したい物事だとしても、一気にやるのは難しいしリスクもある場合、最初は小規模で試してみて、うまくいったら徐々に拡大していく。

例えば最近、新型コロナウイルス関連のニュースで、

vaccine rollout

という表現をよく見かけます。

ワクチン接種開始

最初は数人から始まるワクチン接種も、徐々に何千人、何万人と拡大していきます。そんなイメージからrolloutという表現が使われているのかな。


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